こんな症状が出たら性病かも?

こんにちは。
彼氏を一緒に、ドキドキしながら性病検査をした経験があります。
アブノーマル子です。
さて男性の方で、性病症状をチェックした経験がある人は一体どのくらいいるでしょうか?
もし性器の周りや身体にすこしでも違和感があったら、今すぐに性病症状をチェックすることをおすすめします。
そこで今回は、どのような症状が出たら性病の可能性があるのか、また性病の予防法など徹底解説していきます!
男性器周辺に表れる症状
尿道から膿が出た、パンツに膿が付いていた
→クラミジア感染症・淋病・性器マイコプラズマ
排尿する時に痛み・かゆみを感じる
→クラミジア感染症・淋病・性器マイコプラズマ
尿道に違和感や不快感がある
→クラミジア感染症・性器マイコプラズマ・性器ヘルペス
性器に水ぶくれなどのぶつぶつが出来た
→性器ヘルペス
性器や性器周辺にかゆみがある
→性器ヘルペス・梅毒
全身に表れる症状
のどが痛い
→クラミジア感染症・淋病
発熱やだるさ
→性器ヘルペス・梅毒
足の付け根が腫れた・あざや発疹が出た
→梅毒
以上のような症状が出ていない人も、安心はできません。
性病に感染していても、「自覚症状がない」という人が多いのです。
ですから、不特定多数の人とセックスをしているという人は特に、定期的な性病検査をすることをおすすめします。
どんな種類の性病があるの?

男女ともに多いのは「クラミジア感染症」と「淋病」ですが、最近では「梅毒」の感染者も増加しており、社会問題になっているようです。
そこでここからは、主な性病の特徴を具体的にご紹介していきます。
①クラミジア感染症
クラミジア感染症は、日本で1番感染者数が多い性病です。
1~3週間の潜伏期間を経て尿道から透明な分泌物が出たり、尿道のかゆみや痛みが出たりなどの症状から始まります。
しかし、クラミジア感染症の約半数以上は、自覚がないといわれているので注意が必要です。
気づかない間に重症化してしまうと、精巣・前立腺炎を引き起こし、精子が作れなくなってしまう原因にもなりかねません。
②淋病
淋病は、クラミジア感染症の次に多い性病です。
尿道に痛みを感じたり、黄色い膿が出たりします。
2~7日間の潜伏期間ののち、そのまま放置していればクラミジア感染症と同様、精巣・前立腺の炎症の原因になってしまいます。
③梅毒
梅毒は、20~40代に多く発症する性病です。
感染すると、しこりやいぼが出来たり、足の付け根が腫れたりするのですが、この段階で気づける人はなかなかいません。
3か月~3年ほど経ち、手足にあざや発疹が出てやっと気が付くようです。
梅毒は、江戸時代には「不治の病」と言われるほどで、長期間放置すれば死に至る可能性もあるかなり危険な性病です。
どうやって性病検査をするの?

性病検査は、保健所や性病科、泌尿器科で受けることができます。
それほど時間はかかりませんが、病院に行くことに抵抗がある…という人もいるかもしれません。
そのような人は、オンライン診療や検査キットを使った検査がおすすめです!
(私の彼も検査キットを使いました!)
上記で述べた3つの性病も含め、ほとんどの性病は抗生物質の飲み薬や注射などで治ります。
しかし、すでに性病にかかっている人は必ず病院での診療を行ってください。
また、検査キットで要請が出た場合にもすぐに病院へ行きましょう。
性病は慢性化してしまうと、それだけ治りも遅くなります。
慢性化を防ぐためにも、定期的に検査をしたり、早めに病院へ行ったりする心掛けが大切です。
性病にならないためにやるべき4つのこと

性病にかからないようにするために、また、性病が再発しないために、具体的な性病の予防策をご紹介していきます。
ぜひ、心掛けていきましょう。
①オーラルセックスでもコンドームを使う
性病の原因となるウイルスや細菌は、体液(精液・膣分泌液・血液)などに含まれていて体の粘膜に付着することで発症します。
ですから、体の粘膜や皮膚が密着しあうセックスは、感染するには十分な環境なのです。
オーラルセックスでも、性器を口で咥えたり舐めたりして体液が体内に取り込まれれば感染のリスクは十分にあります。
コンドームを使えば、粘膜同士が直接接触することがないので、感染リスクを最小に抑えられます。
そのため、オーラルセックスでもコンドームを付けるようにしましょう。
出来れば、挿入しない行為の時でもコンドームを付けることをおすすめします!
②衣類やタオルは使いまわさない
衣類やタオルの使いまわしは、だれかと一緒に住んでいたらやってしまいがちなことですよね。
消毒するほど神経質になることはありませんが、衣類やタオルは使ったら洗濯をし、自分以外の人と使いまわさないようにしましょう。
もし、家族やパートナーが性病にかかってしまった場合には、洗濯物を別々に洗うようにしましょう。
③温泉や公衆浴場でも細心の注意を
性病の原因菌や原因ウイルスは熱に弱いので、たとえ性病感染者と一緒に入浴したからといって性病に感染してしまうということはありません。
しかし、銭湯の床やいすなどからは感染する可能性が十分にあるので、気を付けましょう!
特に女性は、性器がいすなどに直接付かないよう、いすに座る際はタオルを敷くなどの対策をすると良いですよ。
④不特定多数の人とセックスしない
不特定多数の人とセックスをすれば、性病にかかる可能性もかなり高くなります。
セックスは、特定の相手とだけするようにしましょう。
もし、不特定多数の人とのセックスがやめられない場合は、必ず定期的に性病検査をうけてください!
⑤性病感染者もしくはその疑いがある人とのキスは控える
ヘルペスは皮膚と皮膚の接触で感染してしまうので、口周りに原因菌や原因ウイルスがいれば、キスでも感染する可能性があります。
のどのクラミジアや淋病は、軽いキスのみであれば感染する可能性が低いのです。
しかし、ディープキスの場合は唾液を介することで、感染してしまうリスクが高くなるので注意が必要です!
また、補足なのですが、性病感染者の性器や使用したアダルトグッズなども触らないようにしましょう。
性病に感染した人の体液が付いているものに触れれば、感染するリスクが高まってしまうので、気を付けましょう!
【体験談】気になったらすぐに性病検査しよう

これは、私が当時付き合っていた彼氏と同棲していた時の話です。
事の発端は、彼が「尿道から透明などろっとしたものが出てきた」という発言から始まりました。
かなりの心配性だった彼は、すぐに原因をネットで調べ始めたのです。
すると、クラミジア感染症の初期症状かもしれないという結果が。

どうしよう、俺。
性病かもしれない…
彼はすぐさま性病の検査をしたいと思ったのですが、仕事がかなり忙しく、病院に行く時間はありませんでした。
そこで見つけたのが「オンライン診療」や「自分で出来る検査キット」です。
彼は検査キットを使うことにし、届いたらすぐ私と一緒に検査をすることを約束しました。
検査キットが届いたその日の夜。
ドキドキで一緒に検査を開始。
結果はなんと陰性で、性病ではなかったのです。
ホッとしたのはもちろんですが、なぜ尿道から透明などろっとしたものが出てきたのかが気になり、結局病院へ。
するとその原因は、彼の仕事が忙しすぎたことからくるストレスだったのです。
「過労は危険」と、医師から診断書をもらい、彼は仕事を休み、症状は治まりました。
彼のように「性病ではなかった」という場合も十分ありますが、やはり少しでも性病の兆しがあったらすぐに検査することをおすすめします。
性病の前兆に気が付かずに放置していると、悪化してからでは大変なことになりますよ!
定期的な性病検査を受けたり、自分で性病症状をチェックしたりすることを心がけてみましょう!